Q4-1 教育相談はどうなっているの?
Answer 4-1 教育相談はどうなっているの?
学校内の教育相談だけでなく、乳幼児から成人・高齢者まで広く視覚に障がいがある人たちへの相談活動も行っています。(詳しくは、相談・支援室のページをご覧ください。)
 
Q4-2 入学するには、どうすればいいの?
Answer 4-2 入学するには、どうすればいいの?
見え方についての基準がありますので、本校の教育相談を受けていただいて決めるとよいでしょう。幼小学部・中学部は、市町村教育委員会をとおして入学手続きをしてください。高等部は、教育相談・入学者選考を受けていただき、合格後入学手続きをしていただきます。
 
Q4-3 どうやって通学しているの?
Answer 4-3 どうやって通学しているの?
自宅からの通学の場合は、公共の交通機関を利用するか、保護者の方などに送迎していただくことになります。寄宿舎に入っている児童生徒は寄宿舎から学校まで全員スクールバスで通学してきます。現在中学部から高等部の多くの生徒が寄宿舎を利用しています。
 
Q4-4 どんな制度が利用できるの?
Answer 4-4 どんな制度が利用できるの?
 授業料・通学費や寄宿舎の経費・その他の経費を援助する制度があります。また、拡大レンズなど、学習や生活に必要な補助具を買うときに、費用の一部を市町村が援助してくれる制度もあります。
Q4-5 卒業後は、どうしているの?
Answer 4-5 卒業後は、どうしているの?
 幼稚部・小学部・中学部の卒業生は、それぞれ上の学部に進学します。視覚障がいの状態にもよりますが、一般の学校に転学・入学したり、逆に一般の学校から盲学校に転学・入学してくることもあります。
 高等部普通科の卒業生は、大学・高等部保健理療科や専攻科理療科に進学する人、一般企業などに就職する人、作業所などで働く人などさまざまです。
 高等部保健理療科の卒業生は、国家試験を受験してあん摩・マッサージ・指圧師の資格を取り、また専攻科理療科の卒業生も同様に国家試験を受験して、あん摩・マッサージ・指圧師、はり師、きゅう師の資格を取り、開業したり治療院などに就職したりしています。
Q4-6 一緒に生活する上で、心がけることは?
Answer 4-6 一緒に生活する上で、心がけることは?
 盲学校では、廊下に物を置かない、廊下で立ち話はしない、仕事中の盲導犬には声をかけない等、いくつかの約束事があります。移動する場所にものを置いておくことは、怪我にもつながる危険なことです。また、音の情報や触覚をフルに活用して、集中して移動している人にとって、おしゃべりしながら近づいてくる人の存在も危険につながる存在になりえます。また、近づいてくる人が誰なのか分からない状況が多いのです。あいさつを自分からするのは難しい場合があるので、周りの人から声をかけることも心がけています。
 また、困っているような場面に出会ったら、「お手伝いしましょうか。」「どのようにお手伝いしたらいいですか。」など聞いてみることにしています。