平成28年度 保健理療科卒業生 柿崎 秀文さん

2026年9月15日 01時03分 [WEB管理者]

保健理療科卒業生 柿崎さんの「卒業生からのメッセージ」


在宅・訪問マッサージ勤務 マッサージ師
柿﨑 秀文さん(平成 28 年度 保健理療科卒業)

私は中途の視覚障がい者で、現在、訪問マッサージの仕事をしています。
40歳を過ぎてから網膜色素変性症の診断を受け、それまで勤めていた会社を退職し、盲学校で3年間国家試験取得の勉強をしました。国家試験となるとハードルが高いように思われますが、私は中学校、高校とあまり勉強をしなかったので自信がありませんでした。

そんな私がどうやって国家試験を合格したのかをお伝えしたいと思います。

① 各教科で毎回ノート整理をし、それを先生に確認してもらう。(全ての教科でなくて良い)
② 授業中は板書だけでなく先生が各項目について説明してくれた言葉をメモする。(教科書で理解しづらいこともあるので先生が優しく説明してくれます。それをメモしてノート整理に活かしてください)
③ 整理をして作成したノートを必ず3回以上目を通す。(あなたが自分の言葉で作ったノートが最高の国家試験のバイブルになります)

以上3点が、私が国家試験に向け行ってきたことです。

勉強してスキルを身につけることにより、人生の幅も広がり選択肢も増えます。
これはより豊かな人生を送るために重要なことだと思います。
今、悩んでいるご本人や同じ障がいのお子様を持つ保護者の方にもそれを真剣に受け止め考えてほしいと思います。これから先どのように社会と関わりどう生きていくのかをイメージしてみてください。
例えば、どんなところに住んで、家族構成は、どんな車を持っているかなど。

その当時、私は社会から必要とされなくなった自分に対して、惨めな思いや情けない思いを抱えてきました。
もう一度誇りを取り戻したいという一心で盲学校に入学しました。

資格を取ることにより私の人生は大きく変わりました。盲学校の先生方は教育者としてのエキスパートです。どんな些細なことでも相談してください。先程申し上げたように勉強し、スキルを身につけることにより、人生の幅が広がり選択肢も増えます。

より豊かな人生を送るためにそのチャンスを手に入れてください。

(更新:2026年9月15日 02時30分)
平成28年度 保健理療科卒業生 柿崎 秀文さん 2026-09-15 [WEB管理者]
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