中学部
・中学部には、2つの教育課程があります。
1つは、単一の視覚障がいを有する生徒のために、一般の中学校と同様に、教科書を使っての学習や、技能教科の学習に自立活動1時間を加えた教育課程です。
もう1つは、視覚障がいと他の障害を併せ有する生徒のために、教科・領域を合わせた学習や自立活動の学習を中心に行う教育課程です。
一人一人の個別の指導計画に基づいて、学習内容の確実な定着に努めています。
・視覚に障がいがあることから生じるさまざまな困難を改善・克服するために、点字、白杖歩行、日常生活技能、情報機器操作などを学習する「自立活動」の時間を設け、マンツーマンで個に配慮した指導をしています。
・「総合的な学習の時間」では、これまで続けてきた養護老人ホームでの交流・共同活動型と、各自が自分のテーマに基づいて調べ、まとめ、発表する個人探求型の2つを取り入れながら、学習しています。進路に関わることを調べたり、仕事を実際に体験する学習も行っています。
・生徒会は、少人数ではありますが、仲間と協力しながら、清掃などの係活動や昼の校内放送を創意工夫して行っています。また、部活動は、運動部・軽音楽部・パソコン部の活動を高等部の生徒と合同で行っています。これらの活動計画、準備、運営などについては、先輩から学びながら生徒達の考えですすめています。以下、中学部の活動の様子の写真です。(全部で4枚あります)
1.新入生歓迎会

2.交流学習

3.歩行練習

4.老人ホーム交流
