1月1日に発生しました令和6年能登半島地震で被災された方々に対しまして、心からお見舞い申し上げますとともに、被災された地域の一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。
併せて、犠牲となられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、安否不明となられている方々の一刻も早い発見・救助を心から願っております。
新年あけましておめでとうございます。旧年中は、たくさんの皆様からご理解とご協力を賜り、お陰様で大きな事故や事件もなく、児童生徒は生き生きと学び充実した学校生活を送ることができました。
年末年始休業前の全校集会では、様々な発表会や作品展等で入賞した児童生徒の表彰式を行いました。入賞した児童生徒は、市内、県内、東北地区、あるいは全国といった大きな場で堂々と自己表現し、優秀な成績を収めることができました。私から表彰状を手渡されたときの誇らしげで満足そうな表情が印象に残りました。最後に、受賞者の頑張りを称えるとともに、今回は表彰がなかった児童生徒も大変良い学習を積み重ねてきたことを賞賛し、拍手を送りました。
さて、令和6年は辰年。辰年は、陽の気が動いて万物が振動し、活力が旺盛になって大きく成長する年だそうです。
令和6年度は、児童生徒にとって大きな行事となる東北地区盲学校文化体育大会が、6月19日~20日に宮城県で開催されます。本校からも、中学部と高等部の生徒が参加する予定です。また、11月7日~8日には、東北地区盲学校教育研究大会を本校主管で開催します。特に前者は、新型コロナ明け後初めての開催となります。
このように、令和6年度には、辰年に相応しい行事がいくつも待っています。先ずは、今年度残り3か月間でしっかりとまとめを行って、令和6年度への力を蓄えていければと思います。
1月9日 校長 飯野 明

雪の日も、児童生徒は白杖を手にして元気に学校へ通います。
薄く積もった雪の上に、
白杖をスライドさせた跡が
幾何学模様のように美しく残っていました。